
自動式粉体塗装ブース
生産ラインに最適。連続稼働と自動回収を実現します。
自動粉体ブースは、コンベアでパーツを搬送しながらガンが手動オペレーターなしで噴霧する、連続大量生産向けの密閉式スプレーキャビンです。自動または半自動仕上げラインの中核に位置し、オーバースプレーを封じ込めて回収しながら、生産量の大部分を処理します。単品の手動スプレーを卒業し、安定したパーツの流れに対して均一な塗布が必要になった段階で、その生産能力を支えるのがこのブースです。
粉体の回収と再利用
静電塗装ではオーバースプレーは避けられず、帯電した粉体雲の一部はパーツに付着しません。本ブースはサイクロン式またはチャンバー式として構成される回収システムでその粉体を捕集し、回収した材料をふるい分けして生産に戻せるようにします。粉体の再利用率は最大98%に達し、これによりパーツあたりの材料費が直接下がり、廃棄に回す廃棄物も減ります。ラインのコストを試算する調達エンジニアにとって、このレベルの回収率は、人件費に次いで最も大きな運転コストの調整要素となることが少なくありません。粉体はどのシフトでも継続的に消費されるためです。
フィルタリングと自動清掃
本ブースは、構成とパーツ構成が必要とする風量に応じて、3-10本のフィルターカートリッジで稼働します。カートリッジが多いほどフィルター表面積が大きくなり、より高い排気率と、高生産量キャビンにおけるメンテナンス間隔の延長を支えます。清掃は自動で、技術者がラインを止めて手作業で整備する必要はなく、システムが独自のスケジュールでカートリッジをパルスで清掃します。これにより生産中も吸引力が安定し、オペレーターの定常的な手作業を一つ取り除きます。
構造と色替え
キャビンはスチール製またはプラスチック製から選択でき、設置環境と色替え戦略に合わせて仕様を選べます。本ブースは高速の色替えに対応しているため、複数の仕上げを扱う現場でも、汚染した表面が本来強いる長いダウンタイムなしに切り替えられます。オーバースプレーを定められたキャビン内に封じ込めることで、周囲の工場もより清潔に保たれ、隣接する設備を粉体の飛散から守ります。
ガンとコンベアの適合性
ガンはレシプロケーターに搭載され、パーツが通過する際に上下方向に往復するため、ワークの全高にわたって均一な塗布が保たれます。レールコンベアがパーツをブース内に搬送し、オーバーヘッドのハンガー方式では扱いにくい重量物や大型のワークに適しています。本ブースは連続したパーツの流れ向けに設計されており、コンベア速度、ガンの吐出量、回収能力は、停止と再開を繰り返すバッチではなく生産ペースで連携して機能するよう意図されています。このレシプロケーターガンとレールコンベアの組み合わせこそが、大型の構造部材やかさばる部品に対してこのキャビンを実用的なものにしています。
ラインの中での位置づけ
完全な仕上げラインでは、自動粉体ブースは前処理と乾燥の各工程の後に続き、ここでパーツは塗膜が適切に密着するよう洗浄・準備されます。回収システムから回収された粉体は粉体供給装置に送られ、そこでふるい分けされ未使用材料と混合されてからガンに戻ります。塗装後、パーツは同じコンベアで硬化炉へと進み、通常180-200 Cの範囲の温度で粉体が架橋され、耐久性のある仕上げを形成します。本ブースは自動またはPLC制御のスプレーガンと組み合わせて塗布工程を完成させ、いずれの単一工程もボトルネックにならないよう、炉とコンベア速度をブースの生産量に合わせてサイズ設定してください。
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仕様
- フィルタ
- 3-10 cartridges
- 回収
- Cyclone / chamber
- 粉体回収再利用
- Up to 98%
- 清掃方式
- Automatic
主な特長
- 3~10基のフィルター構成: ラインの処理量に合わせて選定
- サイクロン回収によりオーバースプレーを最大98%再利用
- 自動フィルター清掃: 手作業による介入が不要
- 重量物や大型部品に対応するレールコンベア
- 自動ガン取り付け用のレシプロケータに対応
- プラスチック製ブース構造により迅速な色替えに対応




